第5回銀座の北海道物産展の報告
今年も行きました。東京銀座松屋デパート、年初以来の準備も総仕上げの段階。大袈裟でも何でもなく昨年12月の松屋さんのバイヤーさんが"来年もお願いします"とTavola Ganba亭を訪れた時から準備がはじまるのです。
28日(火)昼、羽田着。今回は事前に示された会場図面が昨年とは大幅に変更されているので松屋さんに直行の予定。昼の食事をどこにするか悩んだが、お目当ての店のランチ時間には間に合いそうもないので、荷物を持ってうろうろするよりはと羽田で食事することにした。キャフェテリアでそれぞれ好きな物を注文。和洋中とわかれたのがおもしろかった。会場に着いてすぐに設備の配置を決める。配管の関係で動かせないものもあるが、レイアウトの善し悪しが作業効率や我々の疲労度に大きく影響するのでみんなと"あーでもない、こーでもない"と設備担当の松屋さんの社員さんも交えてようやく完了。つぎは仕入れ商品の点検格納。今回初めての取引先が多かったので心配していたがすべて無事に納品されていた。早めに作業が終わったので、慰労会を先にすることに。ホテルからも近い庶民的なイタリアンレストランに行く。昨年は富貴子と二人で食事して良い感じだったので今回はみんなで。ワインからデザートまで堪能した。
29日(水)初日。早めにホテルをでる。今回のホテルはまだ足に骨折の影響が残る富貴子のために松屋さんの好意ですぐ近くに、毎年レモンやハーブを仕入れる果物店の斜め前で便利な事このうえなしだ。ホテルも外観の割には部屋も広くインターネット、携帯電話の充電も完備で居心地よかった。松屋さんに感謝。
開店、早速お客様、昨年と違う蟹のスパゲテイだが10人中10人が蟹のスパゲテイの注文。いくら、いくらサーモンもちらほら。相変わらず蟹の人気がたかい。いくらスパゲティもおいしいのに!
30日(木)今日も同じ、圧倒的に蟹のスパゲテイ。仕方ない。でも昨年来てくれたお客様はすんなりといくらを注文。やはり浸透するには時間がかかるようだ。今年はいつもとお客さんの流れが少ないなとおもったら、いつも目の前にあったソフトクリームのお店が、生キャラメルをだすので行列しやすいところに配置替え。その所為かいつもの賑わいがない。富貴子はお世話になっているお客さまのお嬢さんとデイト。で私たちはピッツアの店で夜食、ビール、ピッツア、パスタなど。オープンキッチンのスタッフの無駄のない動きを見ているだけで気持ちよい。オーダーストップ後の片付け作業が非常に参考になったのは収穫だった。
31日(金)連休前とあって大盛況。でも昨年ほどではない。お隣のすし店斜め向かいのラーメン店も同じ。会場を回ってみれば最奥の私たちのところに来るまでに4店の北海道のご当地ハンバーガー、北見の塩やきそば、鱈場蟹の天丼があり口をもぐもぐしながらやって来るお客さまが多かった。閉店後恒例の松屋さん主催の交流会。ラーメン店を片付けて即席の宴会場に。松屋さんの要請でパスタ3種を提供。その他地下の食品街で買いもとめたものやら他の出展社からの協賛品もあっていつも豪華な品揃えだ。気になっているあの店の食べ物を試食する良い機会だ。松屋さんから渡された三枚のオードブル皿に山盛り(600gx3)のスパゲテイをテーブルに置いた瞬間、四方八方から手が伸びてあっという間に空になってしまった。びっくりしたが嬉しかった。他の業者さんに聞くとこんな事をしてくれるのは松屋さんだけだと言う。松屋さんのお客さま第一主義、これはどこも同じだろうが、いつも楽しく仕事ができるのも取引先業者をも大事にする松屋さんの社風故だろう。
1日(土)連休とあってまた前日のTV放映(Tavola Ganba亭での取材の際にお世話になったお客さまに感謝)のせいもあって朝から大盛況。私の母親も句会に行く途中弟に連れられてくる。あいにく大繁盛の時間帯で言葉を交わす間もなく句会の会場へまだまだ元気の様子、一安心。今年も実家に行く暇もなさそう。クレームもあった。トッピングの蟹肉が冷たいと言う。こちらからすれば暖かい蟹のパスタの上に新鮮な蟹のお刺身をトッピングしているつもりなのだが、そういう感覚も無視できないので以後暖めてからトッピングすることにした。
2日(日)今年も賄いご飯を用意してきた。ほっけのフライ、ホエー豚のとんかつ、炊き込みご飯、カレー、銀鱈の煮付け、きんぴらごぼう、切り干し大根、ホーレンソウのおしたし、大根おろし(冷凍も問題なし実験済)、干しエビ、じゃこ、こねぎ、ポン酢にご飯等普段の自宅での朝ご飯と変わらないメニユーだ。朝、昼、夕食に全く困らなかった。加えて差し入れのケーキ、サンドイッチ、お寿司、おにぎり等もあり食べきれない分はお隣にお裾分けしたのも昨年と同じ。
3日(月)祝日、今年は蟹を北見枝幸の業者から仕入れたため品不足は免れた。いつもすし善汐留店の阿部君にご足労かけるのだがことしはそれもなく良かったのだが、築地市場での朝食の楽しみも無しだ。デパート屋上では恒例の銀座ジャズフェスティバルが開催されている。久しくジャズの生演奏(古い表現ですがライブと言うのとちょっと違う感覚)に接していないなと気持ちが動くが店を留守にはできない。
4日(火)今日が最終日、平日なのと昨今忍び寄る不景気風の所為かぱっとしない。松屋さんの社員さんもわれわれももう一息とばかりに売り込みにドライブをかけるがこればかりはいかんともできない。でも品切れによる迷惑をお客さまにかけることがなかったのがなにより。あとは飛ぶ鳥跡を濁さずと撤収作業を無事に仕上げなければならない。
5日(水)飛行機の時間まで店で必要なあれこれを探しあるきながら今話題のショップやレストランなど話の種に見学ウインドーショッピング。三越前で行き交う人々を眺めているとアジア系の観光客の多いことにおどろいた。また待ち合わせ風景が昔と変わった事に気がついた。携帯電話の普及の所為だろう。いかにも人待ち顔で立っている人はいない。皆思い思いの事をしながら待っているのだ。時代の変化をひしひしと感じたひとときでした。
ランチは時間がないので友人のレストラン等は今回は失礼して、以前から気になっていた歌舞伎座裏のビーフシチュウ専門店に行った。ランチメニユーは"ビーフシチユウ定食"2500円のみ、店内はほぼ満席、別館のようなところに案内されて注文。ややしばらく待たされてふつふつと煮えたぎった土鍋が運ばれてきた。やけどしないように気をつけて一口、期待は見事に外れた。後から隣に座った老夫婦も同じ注文。食後の感想も私たちと同じ様子。評判と味が一致するのは難しい事なのか、Tavola Ganba亭にも当てはまらないか自省することしきり。
例年飛行機の時間ぎりぎりで慌てるのでかなり早めに羽田に向かう、でも羽田でケーキショップのウインドーを眺めているうちにまたもぎりぎりになってしまった。癖というか性格なのか反省。どうやらこうやら間に合って搭乗無事に帰ってきました。                                   


今年は前日の設営作業中にカウンターからデジカメを落として壊して(気にいっていたのに)しまったので画像は無しです。
この画像は昨年9月に松屋さんのスタッフによるメニュー撮影の際に
撮影したものです。